あなたの恋愛を応援してくれる神様がお祀りされている宮城県仙台市周辺の神社を紹介します。有名な人気神社から、超穴場神社まで、恋愛に関するあなたの願い別に、ご利益MAXの神様がいらっしゃる神社の紹介です。
仙台・恋愛プロフェッショナルな神様 | ||
縁結び 良縁 |
大国主命 プロフィール |
大國神社 大神神社 |
櫻岡大神宮 | ||
玉の輿 | 櫛名田比売命 プロフィール |
八坂神社 |
女子力アップ | 月読命 プロフィール |
青麻神社 |
神様のプロフィール・お祀りされている神社を見る前にひとつだけ確認してみてださい。
あなたは、神社にお参りするとき、どの神様にお願いしているか、ちゃんと意識していますか?
「え?どういう意味?」と思われたかもしれません。
どういうことかというと、ほとんどの神社ではたくさんの神様をお祀りしています。その中のどの神様にお願いしているか、あなたはちゃんと意識していますか?おそらくほとんどの人が、どの神様にお願いしているかを意識していないでしょう。
でも、ちょっと考えてみてください。
例えば、あなたが今、婚活がうまくいかなくて悩んでいるとしましょう。
もし誰かプロフェッショナルな人に相談するとして、どんな人に相談するでしょうか?
婚活の相談をするのに、弁護士さんに相談しますか?
弁護士さんは法律のプロフェッショナルですが、弁護士さんに婚活の相談はしませんよね?
結婚相談所の婚活アドバイザーなどに相談するのではないでしょうか?
神社でのお参りも同じです。商売の神様に向かって「いい人に巡り合えますように!」ってお願いしても、神様も困ってしまいそうじゃないですか?
神社で恋愛のお願いをするなら、恋愛の神様にお願いするべきです。
この記事では、縁結び、玉の輿、女子力アップのプロフェッショナルな神様をお教えします!
それぞれどんなプロフィールの神様なのかについて説明していますので、それを読んでもらえれば、なぜ恋愛のお願いにご利益があるかわかっていただけると思います。
この記事を読むことで、仙台の神社にお参りするときに、「なんか人気みたいだから行っておこうかな」なんて受け身のお参りではなく、「あの神様がいる神社で○○のお願いをしよう!」と明確な目的を持ってお参りできるようになります。
それだけで、ただ何となく神社にお願いに行っているだけの人に、大きな差をつけることができますよ。そんなふうにお参りする人のほうを神様も贔屓してくれるのではないかと思うのですが、いかがでしょう?
さて、あなたのお願いごとは何でしょうか。
◆婚活がうまくいくように?
◆玉の輿にのりたい?
◆女子力アップしてモテ度あげたい?
それぞれのお願いを応援してくれる最適な神様と、仙台でその神様にお参りできるおすすめの神社を紹介します。
あわせて神様にお願いするときの最大のコツもお教えします!
では、いってみましょう!
目次
縁結び・良縁の神様
縁結び・良縁の神様として紹介するのは、大国主命です。
大国主命(おおくにぬしのみこと)プロフィール

では仙台周辺で大国主命に参拝できる神社を紹介します。
大國神社・大神神社
宮城県仙台市木町通、街中のマンションビルの一階にある、メディアでも話題の「都市化社会の神社」です。
宗教関係のアイテムを売るショップのように見えてしまいます。
アイディア的にはありかと思いますが、社格としてはどうなんでしょう・・・
(もちろん旧社格はありません)
神社の格式について興味がある人はこちらの記事を見てください。
縁結びの神様として人気の大国主命に参拝するのにアクセスは便利ですね。
仙台駅からのアクセス・所要時間・交通費等
仙台駅 |
徒歩 |
約 1 分 , 71 m |
▼ |
仙台駅前(バス) |
バス815・S815西中山[仙台市]行 |
11 分 (6 駅) |
▼ |
東北大学病院前(バス) |
徒歩 |
約 2 分 , 180 m |
▼ |
大國神社・大神神社 |
料金: 180 円 |
所要時間: 約14分 |
櫻岡大神宮
仙台市内有数の桜の名所として知られる、西公園内にある神社です。「独眼竜」伊達政宗が、伊勢神宮より分霊を勧請して「神明宮」と称し祀ったことが由来とされているようです。
お宮参りなど一年を通して参拝者が絶えず、春は花見客で盛況な神社です。
仙台駅からのアクセス・所要時間・交通費等
仙台駅 |
地下鉄東西線各停八木山動物公園行 |
4 分 (2 駅) · 4 番ホーム |
▼ |
大町西公園駅 |
徒歩 |
約 2 分 , 240 m |
▼ |
櫻岡大神宮 |
料金: 200 円 |
所要時間:約6分 |
※オオクニヌシのエピソード(時間のない人はスルーしてください)このコラムを飛ばす
オオクニヌシのエピソードはいくつかあるのですが、その中で2つ紹介します。
やっぱ、天然か~と思わせるエピソードですが、女性にはモテモテです。
なんといっても、オオクニヌシは2回殺されちゃうのですが、2回とも女性に助けられて生き返るという・・・
オオクニヌシのエピソードはちょっと長くなるので、興味のない方はスルーしてください。
①因幡の白兎のエピソード
オオクニヌシにはたくさんのお兄さんがいました。あるとき、兄たちと因幡の国(現在の鳥取県)に行くことになります。因幡の国にいる美人と評判のヤガミヒメに求婚するためです。オオクニヌシは兄たちの荷物持ちとして一緒に連れていかれたのです。
その道中、ワニ(古代の日本ではサメのこと)に生皮をはがされて苦しんでいるウサギに出会います。兄たちは、このかわいそうなウサギを見て、さらに追い打ちをかけるようにいじめました。でもオオクニヌシは兄たちが去ったあと、そのウサギを優しく手当てしてあげたのです。
ウサギはたちまち元気になり、オオクニヌシに感謝します。
「よかった。これからは気を付けろよ」と言って立ち去ろうとするオオクニヌシにウサギが声をかけます。
「キミのお兄さんたち、ヤガミヒメに結婚申し込みに行くんだろ?でも、誰もヤガミヒメと結婚できないよ。だって、彼女が夫に選ぶのはキミだからさ」
うさぎのこの予言は当たり、ヤガミヒメはオオクニヌシに心を奪われ結婚します。
そうなると、兄貴たちが黙っていません。
「アイツ、むかつく。殺っちゃおうぜ」という過激な話になって、イノシシの形をした岩に火をつけてオオクニヌシにぶつけ、殺してしまったのです。
これを悲しんだオオクニヌシのママが高天原の偉い神様、カムムスヒに「息子を生き返らせて!」と頼みます。
カムムスヒは地上に2人の女神を送りました。
その2人の女神が霊薬を作り、オオクニヌシを生き返らせたのです!
ところが、オオクニヌシが生き返ったことを知った兄貴たち。また殺そうとします。
この兄貴たち、とにかくしつこい、執念深い、残忍凶悪。
これ、いちおう神話なんですけどね・・・)
今度はオオクニヌシを森に連れ出し、割れた木の間に挟んで圧死させました。
そしてまたまたオオクニヌシママの機転で生き返ります。
とはいえ、オオクニヌシもさすがに、「こりゃまた狙われるわ」と危機感を抱き、ある神様に助けを求めます。
その神様とはスサノオノミコト。
天界を統治するアマテラスの弟です。
ここから2つ目のエピソード、根之堅州国のエピソードです。
②根之堅州国のエピソード
殺気あふれる兄貴たちを何とかするため、オオクニヌシはスサノオに助けを求め、根之堅州国という黄泉の世界につながる国を訪れます。
スサノオが暮らす神殿にたどり着き、門をたたくと、出迎えてくれたのはスサノオの娘、スセリヒメでした。
会った瞬間、オオクニヌシはスセリに一目惚れ。
スセリもオオクニヌシに心惹かれます。
そしてスセリは父親のスサノオを連れてきます。
スサノオは娘を奪われると思ったのでしょうか、オオクニヌシに数々の試練を課します。
蛇の部屋で眠らせたり、ムカデと蜂の部屋で眠らせたり、野原で火を放って焼き殺そうとしたり・・・
そのたびにスセリ姫に助けらます。
最後はスセリ姫を連れて駆け落ちです。
黄泉の国の三種の神器といわれる、「生太刀」「生弓矢」「天の沼琴」を奪って、スセリ姫を背負い、逃げ出します。
根性見せたオオクニヌシに最後はスサノオも納得したのか、「これなら娘を嫁にやれる」と思ったようです。
こうしてオオクニヌシはスセリを連れ帰り結婚したのです。
女性に助けられてばっかりのオオクニヌシ。母性本能くすぐるタイプなんでしょうね。玉の輿の神様
玉の輿の神様として紹介するのは、櫛名田比売命です。
櫛名田比売命(くしなだひめのみこと)プロフィール

では仙台周辺で櫛名田比売命に参拝できる神社をお伝えします。
八坂神社
仙台からは少し離れますが、宮城県内で櫛名田比売命に参拝するならこちらがいいのではないでしょうか。
「祇園さま」の名で親しまれている神社。創建は不詳ですが、一説によると804年と言われており、長い歴史を誇ります。
祭神のうち稲田姫神が櫛名田比売命のことです。
仙台駅からのアクセス(車)
仙台駅 |
仙台西道路/国道48号 から 郷六 の 東北自動車道に入る |
14 分(6.9 km) |
▼ |
大衡村 3丁目 の 県道57号 まで 東北自動車道 を進み、30-1-大衡IC で 東北自動車道 を出る |
20 分(28.5 km) |
▼ |
県道261号、県道16号、県道56号、国道47号/国道4号 を 大崎市 の目的地まで進む |
20 分(14.0 km) |
▼ |
八坂神社 |
※櫛名田比売命エピソード(時間のない人はスルーしてください)このコラムを飛ばす
クシナダ姫はちょい悪系ワイルド男神スサノオの奥さんです。
スサノオはお姉ちゃんのアマテラスと喧嘩して天界(高天原)を追放されてしまいます。
彼は出雲の地に降り立ちました。そこで老夫婦とその娘が泣いているところを見付けます。
「どうした?何を泣いているのだ?」
「はい、今夜、ヤマタノオロチという怪物に娘を生贄として差し出さなければならないのです。すでにこの子の姉7人がヤマタノオロチにたべられてしまいました」
その娘の美貌に目を奪われたスサノオは両親に提案します。
「よし、オレがそいつ、やっつけちゃるから、この娘を嫁にくれ」
驚く両親。
「いや、オレ、アマテラスの弟なんだぜ!セレブ神なわけよ。ちょっと姉ちゃんと喧嘩して、今天界から降りてきたこと。」
クシナダ姫の両親は、これを聞いた瞬間、快諾!
そしてスサノオはヤマタノオロチを酔っぱらわせて、次々に頭をはね飛ばして退治します。
クシナダ姫はこのとき櫛に姿を変えられて、スサノオの頭に挿されていたのです。
クシナダ姫はめでたくセレブ神、スサノオと結婚し玉の輿完了!
2人は出雲に宮殿を建てて幸せに暮らしました。
クシナダ姫に出会う前のスサノオは荒ぶる神としてヤンチャばかりしていましたが、クシナダ姫と結婚してからは落ち着いて良い夫になったとか。
ちなみに、この記事で縁結びの神様として紹介しているオオクニヌシはスサノオ、クシナダ夫婦の子孫です。
また、クシナダ姫は両親から「撫でるように」大切に育てられたということで、大和撫子の元祖ともいわれています。
女子力アップの神様
女子力アップ(アンチエイジング)の神様として紹介するのは、月読命です。
月読命(つきよみのみこと)プロフィール

仙台周辺で月読命に参拝できる神社は青麻神社です。
青麻神社
仙台の青麻神社は、日本各地にある青麻神社・三光神社の総本社です。規模の大きい神社とはお世辞にも言えませんが、祭神は超ビッグな面々。
- 日本に最初に現れた神である天之御中主神。
- 天界(高天原)の最高神である天照大御神。
- 天照大御神の弟で月を支配する月読神。
仙台からは少し距離がありますが、良い気が流れていそうな感じです。
仙台駅からのアクセス(車)
仙台駅 |
県道8号 から 青麻沢 まで行 |
34 分(14.1 km) |
▼ |
左折する |
目的地は前方左側 |
8 秒(17 m) |
▼ |
青麻神社 |
※月読命エピソード(時間のない人はスルーしてください)このコラムを飛ばす
日本神話にはツキヨミノミコトに関するエピソードはほとんど存在していません。日本書紀では、ツキヨミが食べ物の神様(ウケモチノカミ)を殺してしまうというエピソードがありますが、古事記ではウケモチを殺したのはスサノオということになっています。重要な神様でありながら、エピソードのほとんど残っていない神様です。
しかし、逆にそれでミステリアスな感じが月の神秘さとマッチして興味がひかれます。
ところで、古来から月は女性はと結び付けられてきました。
ギリシャ神話では太陽や地球より先に、月の女神エウリュノメが生まれたとされています。
エウリュノメこそが太陽や地球を生み、ゼウスなどの神を生み出した創造主なのです。
古代ギリシャだけでなく、古代オリエント、ローマ、インドなど、様々な地で月は女神にたとえられています。
これは月が満ち欠けによって姿を変えることから、女性の妖艶さがイメージされるからでしょうか。
日本でも古代から月は信仰の対象でした。
特に移ろいやすいものに美意識を持つ日本人にとって、月は特別なものだったはずです。
月は不老不死の象徴として考えられていたようです。
その月を支配するツキヨミノミコトは「飲めば若返る」と言われた変若水の管理者だったことから、アンチエイジングのご利益が期待できると考えられます。
ちなみに、山形の月山という山の頂上にツキヨミを祀る月山神社があります。
その山のふもとに温泉があり、その名も「変若水の湯」。
なんとも興味をそそられるじゃないですか!
「変若水の湯 つたや」という旅館なのですが、ここの温泉にゆっくりつかれば、ツキヨミのご利益でアンチエイジングが叶うかも!?
仙台の恋愛パワースポットとして有名な二柱神社について私が思うこと
この記事では、仙台の恋愛パワースポットとして有名な二柱神社を取り上げていません。
なんでかっていうと、ズバリ恋愛のご利益あるのかなって疑問を持っているからです。
理由を説明します。
二柱神社にお祀りされている神様は、イザナキノミコト、イザナミノミコトの二柱です。
イザナキ・イザナミは日本初の夫婦といわれ、日本の島々を生み出した神様として神話で伝えられています。
日本初の夫婦神ということで、超強力な縁結びパワーがあると説明しているサイトが多いですね。
でも、あなたはこの二柱の神様が最後にどうなったかご存知ですか?
イザナキとイザナミは最後は大喧嘩をして別れ、イザナミは夫のイザナキを殺そうとしたんですよ。
なんでそんなことになったか、猛スピードで説明しておきますと。
イザナミが火の神様を出産したとき、大やけどして死んじゃったんですね。
それでイザナミは黄泉の国(死者の世界)に行ってしまいます。
でも、妻に逢いたくてたまらないイザナキは黄泉の国を訪れます。
そこで妻の腐乱死体を見てしまいました。美しい妻の変わり果てた姿を見てしまったイザナキは恐ろしくなって逃げだします。
しかしイザナミの霊魂は恥ずかしさと悔しさのあまり逆上して、夫を殺そうとするのです。
必死に逃げまどうイザナキをイザナミに指揮された黄泉の国の亡霊たちが追いかけてきます。
命からがら逃げ切ったイザナキに向かって、イザナミは憎々しげにこう言い放ちます。
「こうなったら、あなたのかわりに、あなたの国の人間を毎日1,000人ずつ殺してやるわ!」
「そうか、それなら、俺は毎日1,500人生まれるようにしてやるさ!」
と答えるイザナキ。
これが夫婦が最後に交わした言葉だったのです。
さて、このエピソードを知って、あなたはどう思いますか?
イザナキ・イザナミは日本の国土を生み出した偉大な神様ですが、夫婦としてはどうなんでしょう?
こんな過激な別れ方をした夫婦に恋愛のお願いしたいですか?
わたしが思うに、イザナキ・イザナミは日本の国土を生み出し、たくさんの神様を生んだということから、子宝の神様としてのご利益を期待するのがいいんじゃないかなというところです。
どう考えるかは、人それぞれ、です。