星座石を一覧にまとめました。
星座石については、サイトによって解説が異なります。
牡羊座の星座石(メインストーン)をブラッドストーンと解説しているサイトもあれば、ルビーと解説してあるサイトもあり、混乱する人もいるのではないでしょうか?
占星術にいろんな流派があるように、星座石についてもさまざまな考え方があるようです。
だからどれが正解で、どれが間違いということではありません。
とはいっても、「じゃあ、結局どれを選べばいいのよ!?」って話になりますよね。
その答えは、「自分が納得する解説がされているものを信じる」ということになります。
この記事では、星座石の一覧をお伝えしたあとに、星座石が生まれた理由、歴史的な背景を簡単にわかりやすくお伝えします。
この解説に「ああ、なるほどね。そういうことか!」と思っていただければ嬉しいです。
そして星座石のパワーを正しく活用して、運気アップにつなげて欲しいなと思います。
実はここだけの話、星座石の正しい持ち方を知らない人、たくさんいるんですよ。もしかしたらあなたも間違った持ち方をしているかもしれません。星座石は自分の星座に対応する石だけを持っていればOKというわけではないんです!それはどうしてなのか?ぜひ、この記事で確認してみてください。
では、いってみましょう!
目次
星座石の一覧
それぞれのストーンの解説は各ストーンをタップしてください。
星座 | メインストーン | |
牡牛座 4/20~5/20 | ◇ルビー | ◇レッド・スピネル ◇ルベライト ◇インカローズ ◇パイロープ・ガーネット ◇ロードライト・ガーネット |
牡牛座 4/20~5/20 | ◇エメラルド | ◇翡翠 ◇マラカイト ◇デマントイド ◇アマゾナイト |
双子座 5/21~6/21 | ◇トパーズ | ◇イエロー・ベリル ◇シトリン ◇ゴールデン・サファイア |
蟹座 6/22~7/22 | ◇パール | ◇ムーンストーン ◇ラブラドライト ◇セレナイト ◇ミルキー・クォーツ ◇ホワイト・オパール |
獅子座 7/23~8/22 | ◇ダイヤモンド | ◇ロック・クリスタル ◇サンストーン ◇アンバー ◇カーネリアン |
乙女座 8/23~9/22 | ◇アゲート | ◇イエロー・ジャスパー ◇プレーナイト ◇イエロー・カルセドニー |
天秤座 9/23~10/22 | ◇ラピスラズリ | ◇アズライト ◇ソーダライト ◇トルコ石 ◇アマゾナイト ◇ブルー・カルセドニー |
蠍座 10/23~11/21 | ◇ファイア・オパール | ◇ヘマタイト ◇紅翡翠 ◇ロードストーン ◇レッド・ジャスパー |
射手座 11/22~12/21 | ◇アレキサンドライト | ◇スギライト ◇ラベンダー・ジェダイト ◇パープル・スカポライト |
山羊座 12/22~1/19 | ◇オニクス | ◇ブラック・オパール ◇オプシディアン ◇メラナイト |
水瓶座 1/20~2/18 | ◇サファイア | ◇ブラック・ダイヤモンド ◇ブルー・ダイヤモンド ◇ブラウン・クォーツ ◇ブラウン・ジルコン |
魚座 2/19~3/20 | ◇アメシスト | ◇バイオレット・サファイア ◇パープル・スピネル ◇アイオライト |
さて、この一覧表を見て、勘のいい人は気づかれたかもしれません。
そう、星座石のポイントは色にあるのです。星座によってストーンのカラーが決まっているのです。
牡羊座 | 赤 |
牡牛座 | 緑 |
双子座 | 黄 |
蟹座 | 白・銀 |
獅子座 | 金・オレンジ |
乙女座 | 黄 |
天秤座 | 青 |
蠍座 | 赤 |
射手座 | 紫 |
山羊座 | 黒 |
水瓶座 | 茶 |
魚座 | 紫 |
このように星座によって石の色が決まっています。
石の種類が先にあるのではなく、星座に対応する色を持つ石が選ばれているのです。でも違う星座なのに同じ色がありますね。これはどう考えればいいのでしょう?
では、ここから星座石の誕生の秘密をみていきましょう。
星座石の起源は古代バビロニアの占星術
今から6000年前。古代バビロニアでは天体の動きを観察して、世界最古の占星術が生み出されました。星の運行で国や人の運命が決められるとバビロニアの人々は信じました。
星に対して大いなる畏敬の念を抱いていた彼らは星の運行について観察と研究を続けます。
彼らは星の運行を観察するうちに、「7」という数字に特別の意味を見出すようになります。なぜなら、占星術が生まれたこの時代、地球が中心で地球のまわりをまわっている星が太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星の7星だったからです。
彼らはこれら7つの星に意味を持たせ、占いに活用していたのです。
この7つの星の運行から暦が生まれ、地球から一番遠い「土星」を起点に曜日が生まれます。
- 第一番目の星=土
- 第二番目の星=太陽(日)
- 第三番目の星=月
- 第四番目の星=火
- 第五番目の星=水
- 第六番目の星=木
- 第七番目の星=金
星の運行をもとに暦を作成した彼らは、さらに星の運行を観察し、太陽と月が規則的に通る道を発見します。これが黄道です。占星術に興味のある人にとってはおなじみの言葉ですね。
この黄道に12の星座を配置しました。この12の星座は、黄道を1ヶ月で1個ずつ進み、一年でもとに戻ります。

この図を見ていただければわかるように、古代、太陽は1年で地球の周りを1周すると考えらていました。すると太陽はそれぞれの星座の中で1ヶ月間を過ごすことになります。
この12星座も、やがて7つの星に支配されていると考えられるようになります。
- 獅子座・・・太陽の支配
- 蟹座・・・月の支配
- 牡羊座・蟹座・・・火星の支配
- 双子座・乙女座・・・水星の支配
- 射手座・魚座・・・木星の支配
- 牡牛座・天秤座・・・金星の支配
- 山羊座・水瓶座・・・土星の支配
古代占星術を発達させたバビロニア帝国はペルシア帝国に滅ぼされ、そのペルシア帝国もアレクサンドロス大王に滅ぼされました。
その後、バビロニア帝国で発達した占星術はギリシャ・ローマに伝わり、それぞれの惑星が支配する内容が定まっていきます。さらにそれぞれの星の守護神が決められました。
太陽は希望や幸運、財産に関することを支配するというふうに。
そしてギリシャ時代の後期には、それぞれの星に、それぞれの意味を持たせた宝石が捧げられるようになります。しかしこの時代に宝石がどんな元素でできているかなんてわかりません。今ではダイヤモンドが炭素でできているなんて常識ですけどね。
星座石の誕生
では、神と見立てた惑星に捧げる石として、何を重視したのでしょうか?そう、色です。
古代から中世へと時代は移り、惑星を象徴するイメージに合わせた色を中心に、それぞれの惑星の神に宝石が割り当てられていきます。
これが星座石の誕生です。
そして惑星のイメージと宝石の関係は時代と共に変化を繰り返し、占星術上の惑星の持つ意味とそれを象徴する色の関係は次の通りです。
太陽 | 正義・律法・医術の象徴 | オレンジ・ゴールド |
月 | 母性と変化の象徴 | 白・シルバー |
火星 | 戦いと情熱の象徴 | 赤色 |
水星 | 知識とコミュニケーションの象徴 | 黄色 |
木星 | 調和と決断の象徴 | 紫色 |
金星 | 癒しと愛の象徴 | 青・緑 |
土星 | 勤勉と努力の象徴 | 黒・茶色 |
これら、惑星に与えられたイメージ色が、そのまま星に捧げられる石の色にも当てられます。
星を象徴する色の石を持っておくことで、7つの星の優れた特性の影響を受けられると考えたのです。星のパワーを受け止めるための石ですね。
こうして星のパワーを受けるために生まれた星座石は、神々を象徴するものでもありました。近年、新しい宝石の発見が続き、研究者によって考えが異なりますが、それぞれの星座を象徴する石を割り当てたのが、最初に示した表にある通りです。
もう一度お伝えすると、このようになっています。
星座 | メインストーン | |
牡牛座 4/20~5/20 | ◇ルビー | ◇ レッド・スピネル ◇ ルベライト ◇ インカローズ ◇ パイロープ・ガーネット ◇ ロードライト・ガーネット |
牡牛座 4/20~5/20 | ◇エメラルド | ◇翡翠 ◇マラカイト ◇デマントイド ◇アマゾナイト |
双子座 5/21~6/21 | ◇トパーズ | ◇イエロー・ベリル ◇シトリン ◇ゴールデン・サファイア |
蟹座 6/22~7/22 | ◇パール | ◇ムーンストーン ◇ラブラドライト ◇セレナイト ◇ホワイト・カルセドニー ◇ミルキー・クォーツ ◇ホワイト・オパール |
獅子座 7/23~8/22 | ◇ダイヤモンド | ◇ロック・クリスタル ◇サンストーン ◇アンバー ◇カーネリアン |
乙女座 8/23~9/22 | ◇アゲート | ◇イエロー・ジャスパー ◇プレーナイト ◇イエロー・カルセドニー |
天秤座 9/23~10/22 | ◇ラピスラズリ | ◇アズライト ◇ソーダライト ◇トルコ石 ◇アマゾナイト ◇ブルー・カルセドニー |
蠍座 10/23~11/21 | ◇ファイア・オパール | ◇ヘマタイト ◇紅翡翠 ◇ロードストーン ◇レッド・ジャスパー |
射手座 11/22~12/21 | ◇アレキサンドライト | ◇スギライト ◇ラベンダー・ジェダイト ◇パープル・スカポライト |
山羊座 12/22~1/19 | ◇オニクス | ◇ブラック・オパール ◇オプシディアン ◇メラナイト |
水瓶座 1/20~2/18 | ◇サファイア | ◇ブラック・ダイヤモンド ◇ブルー・ダイヤモンド ◇ブラウン・クォーツ ◇ブラウン・ジルコン |
魚座 2/19~3/20 | ◇アメシスト | ◇バイオレット・サファイア ◇パープル・スピネル ◇アイオライト |
時代によって、国によって、占星術師によって、見解の相違はあり、紆余曲折がありましたが、7つの惑星を象徴する色は時代に受け入れられていき、やがて7つの惑星に影響を受ける12星座の基本色も定まっていきます。
「色」が先にあって、その色の石が割り当てられていったので、ひとつの星座に対して複数の象徴石が存在するというわけです。
この星には、この石!と決められたわけではないということです。
星座石の正しい持ち方
さて、ここまでで星座石が生まれた経緯をみてきました。
ここからは星座石の正しい持ち方をお伝えします。
おそらく多くの人が星座石を持つというと、「自分の星座の石を持っていればいいよね。私はおひつじ座だからエメラルドを持っておこう」と思うはずです。
でも、違うんです。
星座石はもともと、12星座が天頂に来たとき(太陽がその星座を通過する1ヶ月)に、その星座の象徴石を持つことで、星の加護を受けようと願ったのがはじまりなのです。
ということは、自分の星座石だけを持っていても、太陽が自分の星座を通過する1ヶ月しか星の加護を受けられないことになってしまいます。
つまり、それぞれの星座を象徴する石を、月によって持ち換えることで、1年中星の加護を受けられるということなのです。例えば、各星座のメインストーンは下記の通りですが、それぞれの星座の期間中に対応する星座石を持ち、1年で12回持ち換えるということです。
牡牛座 4/20~5/20 | ◇ルビー |
牡牛座 4/20~5/20 | ◇エメラルド |
双子座 5/21~6/21 | ◇トパーズ |
蟹座 6/22~7/22 | ◇パール |
獅子座 7/23~8/22 | ◇ダイヤモンド |
乙女座 8/23~9/22 | ◇アゲート |
天秤座 9/23~10/22 | ◇ラピスラズリ |
蠍座 10/23~11/21 | ◇ファイア・オパール |
射手座 11/22~12/21 | ◇アレキサンドライト |
山羊座 12/22~1/19 | ◇オニクス |
水瓶座 1/20~2/18 | ◇サファイア |
魚座 2/19~3/20 | ◇アメシスト |
それぞれの期間で、その星座を象徴する星に持ち換えるということです。
これで、あなたは1年中、星の加護を受けられることになります。
それぞれの星の象徴石はひとつではなく、複数あるので、どれを選んでもOK。選ぶ楽しみがあるのはいいですね。
誕生石と星座石の違い
あなたはもしかすると自分の誕生石に興味があり、実際にお持ちかもしれません。
誕生石とは本来12種の宝石を、それぞれがもつ色や象徴によって1年の12ヵ月にみたてたものです。あなたの誕生月にあたる宝石を持っていると幸運が与えられると信じられています。
今では、儲け主義の産物で日別に誕生石を決めているところもありますが、本来は誕生石とはいえ、日別ではなく、月別に決まっているものなのです。
もはやバレンタインデーと同じ感じです。
誕生石の起こりはユダヤ教の高僧が祭服に12個の石を飾ったことによるといわれます。
ここまでこの記事を読んでいただいたあなたなら、星座石と誕生石、どちらがより幸運をもたらしてくれるものかおわかりでしょう。
占星術が発展してきた歴史を考えても、1~30日の区切りで持つ誕生石より、太陽の運行を基準にして発展してきた星座石のほうが意味あるものと考えられますよね。
では、ここからは各ストーンの解説をしていきますので、興味ある人だけ、興味ある部分だけお読みください。
各星座石の解説
牡羊座の星座石
牡牛座の星座石
双子座の星座石
蟹座の星座石
獅子座の星座石
乙女座の星座石
天秤座の星座石
蠍座の星座石
射手座の星座石
山羊座の星座石
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