
栃木県で縁結び・復縁のご利益がある神社を紹介します。おすすめは日光二荒山神社。日本一の縁結びの神様と、良縁引き寄せパワーの強い神様がお祀りされているからです。
今回ご紹介する縁結び・復縁神社はこちら。
●足利織姫神社(栃木県足利市)
●須賀神社(栃木県小山市)
●黒磯神社(栃木県那須塩原市)
●日光二荒山神社(栃木県日光市)
●喜連川神社(栃木県さくら市)
●白山神社(栃木県足利市)
◆もっと深い関係になりたい
◆感情的になって別れたけど復縁したい
そんな人はぜひ今回ご紹介する神社に参拝に行ってみてください。
なぜこれらの神社に縁結びや復縁のご利益があるのかも説明していきます。
ではいってみましょう!
目次
足利織姫神社(栃木県足利市)
美しい神社ですよね。眺めも抜群にいい!
お祀りされている神様は天八千々姫命、天御鉾命の2柱。
足利で栄えていた産業、織物の守護神です。
縁結び神社と言われる理由は、織物の経糸と緯糸は男女のことを指し、祭神も男女2柱の神様だったから。
夜にはライトアップされるタイミングがあり、めちゃくちゃ幻想的でロマンチック。

夜の神社って普通はあまり行きたくないですけど、ここはデートにもいいですね!
足利織姫神社へのアクセス
栃木県足利市西宮町3889
須賀神社(栃木県小山市)
JR小山駅から徒歩で10分ちょっと。街中でアクセスのよい神社です。
ご祭神は次の通り。
- 素盞鳴命
- 大己貴命
- 誉田別命
大己貴命は大国主命の別名です。大国主命とは日本一の縁結びの神様。
島根の出雲大社は縁結び神社として有名ですが、なぜ有名なのかというと、大国主神が祀られているからです。
では、なぜ大国主神は縁結びの神様と言われるのか?
それはこんなエピソードを持つ神様だからです。
大国主命は古事記・日本書紀に登場する神様で「因幡の白兎」の神話で有名ですね。
彼は日本神話界きってのプレイボーイで6人の女神と結婚し180人の子供を作ったという最強モテ伝説を持つ神様です。
美人がいるという噂を聞けば、出雲の地から新潟地方まで出かけて行って口説くほど。日本一恋多き大国主命のモットーは「この世のすべての女性を幸せにすること」だったはず!たくさんの女神から慕われたことによって、日本最強の縁結びの神様として崇拝されています。
須賀神社へのアクセス
栃木県小山市宮本町1-2-4
黒磯神社(栃木県那須塩原市)
JR黒磯駅から徒歩で約5分。黒磯駅前ってレトロで大正ロマンを感じるエリアですね。
この神社にも日本一の縁結びの神様である大国主命がお祀りされています。
大国主命は日本神話の中でも最重要クラスに重要な神様なので、全国各地さまざまな神社でお祀りされています。
大国主命の総本山が島根県の出雲大社です。
じゃあ出雲大社のほうがご利益が強いのではないかと思ってしまいますが、日本の神道の考えでは、どの神社でも神様のご利益は同じだそうです。
なので、自分のアクセスのよい神社でお参りすればOKということですね。
黒磯神社へのアクセス
栃木県那須塩原市宮町3-34
日光二荒山神社(栃木県日光市)
東武鉄道日光線の東武日光駅からバスに乗り約10分。大猷院・二荒山神社前で降りて徒歩2分のところにある日光二荒山神社。
ご祭神は次の4柱です。
- 二荒山大神
- 大己貴命
- 多紀理毘売命
- 味耜高彦根命
はい、また登場しました。大己貴命(大国主命)。
だから縁結びの神社として紹介するのですが、この神社には実はもう1柱縁結びパワーの強い神様が祀られています。
縁結びパワーというより良縁引き寄せパワーというべきでしょうか。
その神様とは多紀理毘売命です。多紀理毘売命は大国主命の奥さんでもあります。
つまり夫婦でお祀りされているわけですね。
多紀理毘売命は福岡県宗像市にある宗像神社にお祀りされている宗像三女神の長女です。
宗像三女神は海上交通を守護する神様として崇拝されているのですが、この三女神がいずれも超美女だったと言われています。
その中でも特に美しかったのが次女の市杵島姫命だったそうです。
それにも関わらず、大国主命が選んだのは市杵島姫命ではなく多紀理毘売命だったのです。
これって、何かいい男を引き寄せる魅力を持っていたということではないでしょうか。
つまり、良縁を引き寄せるパワーが強い神様だと思うんですよね。
そんな多紀理毘売命と日本一の縁結びの神様である大国主命がお祀りされているのが日光二荒山神社。縁結び祈願にはおすすめです。
日光二荒山神社へのアクセス
栃木県日光市山内2307
喜連川神社(栃木県さくら市)
住宅街の中にひっそりとたたずむ神社。
喜連川神社を縁結び神社として紹介する人はほぼいないでしょう。
それなのになぜ縁結び神社として紹介するのか?
それは喜連川神社には元祖玉の輿というべき良縁引き寄せパワーを持った神様がお祀りされているからです。
その神様とは、櫛名田比売命です。
櫛名田比売命とはヤマタノオロチ伝説で有名な須佐之男命の奥さんです。
道で泣いていたら、セレブな神様に一目惚れされて結婚を申し込まれたというスーパーラッキーガールです。
櫛稲田比売命はもう少しでヤマタノオロチの生贄になるところだったのです。
それを助けたのが、須佐之男命という神様。
須佐之男命は、日本神話で最も有名であり、現在の皇室の祖先とされる天照大御神の弟です。
須佐之男命、天照大御神の両親は伊邪那岐命・伊邪那美命という日本の島々を生み出し、たくさんの神を生んだ、国生み・神生みした神様です。
まさに、GOD of GODではないですか!神様の中の神様です。
そんな超優良な血筋の神様に、泣いていたら出会えたのが櫛稲田比売命。
須佐之男命は櫛稲田比売命を助けるために、ヤマタノオロチを退治したのです。
なんだか良縁を引き寄せるパワーをもらえそうな気になりませんか?
喜連川神社へのアクセス
栃木県さくら市喜連川4491
白山神社(栃木県足利市)
山のふもとに広がる住宅街の一角、木々に囲まれた小さくて静かな神社です。
参拝するのは、よほどの神社マニアか地元の人しかいないと思います。
しかし、この白山神社には強大な復縁のご利益がある菊理姫命という神様がお祀りされているのです。
菊理姫命プロフィール

日本の島々を生んだとされる伊邪那岐命と伊邪那美命の夫婦が大ゲンカしたときに仲裁した神様。そのエピソードから「縁をくくる」ということで「ククリヒメ」と呼ばれています。伊邪那岐命と伊邪那美命は日本の国土を生み出しただけでなく、たくさんの神様も産み落としました。日本神話で最も有名な天照大御神やその弟である須佐之男命もそうです。日本初の夫婦ですから、とても仲が良かったのです。ある日、伊邪那美命が「火の神」を産み落としたときに大やけどを負って死んでしまい、黄泉の国(あの世)に行ってしまいます。しかし夫である伊邪那岐命はどうしても妻に会いたくて黄泉の国を訪れます。黄泉の国にいる死者は生者と話してはいけないという厳しいルールがあったのですが、伊邪那岐命はその禁を犯します。ルールを破ってまで会いたかった伊邪那美命は化け物のような姿にされてしまいます。その姿を愛する夫に見られた伊邪那美命は恥ずかしさと屈辱のあまり、怒り狂ってしまい、伊邪那岐命を殺そうとします。伊邪那岐命は逃げ出します。しかし追いつかれ今にも殺されそうになった瞬間、あらわれたのが菊理姫命です。菊理姫命は伊邪那美命に耳打ちし、それによって伊邪那美命の怒りが和らぎ、伊邪那岐命は無事に生きてこの世に帰ることができたのです。
生者と死者ですから、物理的な復縁とはいきませんが、菊理姫命のおかげで心の復縁はできたのではないでしょうか。
菊理姫命は日本神話の中で登場する回数はごくわずか。というか、この夫婦ケンカを仲裁した場面にしか登場しません。
それでもこの復縁パワー、インパクトあると思いませんか?
日本神話に登場する回数は少ないにも関わらず、日本全国に菊理姫命を祀る神社はたくさんあります。
白山神社、白山姫神社など、白山系の神社にはまず菊理姫命がお祀りされています。
それだけ慕われている神様ということなんでしょう。
(〃_〃)浮気されて別の女に取られてしまった
(〃_〃)ちょっとしたケンカで空気が悪くなったまま・・・
そんな人は菊理姫命にお参りしてみましょう。
栃木県足利市山下町1517
【縁結び・復縁】正しいお祈りのやり方とは?
神社にお参りに行ったとき、どの神様にお願いをしているか明確に意識していますか?
「え?どういうこと?」と思われたかもしれません。
日本の神社って多くの場合、たくさんの神様をお祀りしています。日本には八百万の神と言われるほどたくさんの神様がいらっしゃいますから。
そして面白いことに、神様それぞれの得意分野が違います。
学問の神様、商売繁盛の神様、豊作の神様、縁切りの神様、縁結びの神様、などなど。
普通に考えたらわかりますが、学問の神様に「恋人ができますように」なんてお願いしませんよね?
日本の神道の考えでは、神様はあなたのどんな願いも受け入れてくれるのですが、同じお願いをするなら、得意な神様にお願いしたほうがいいじゃないですか。
だから、例えば縁結び(良縁が訪れますように)のお願いをするならこうです。
「オオクニヌシ様、○○県△△市□□町~の(名前)です。イケメンで優しくてお金持ちのセレブと出会えますように!」
みたいな感じです。
ポイントは神様の名前を唱えること(心の中で)。そして自分の住所・指名を名乗ること。
そしてお願いの内容です。
お願いの内容は具体的であればあるほどいいですね。
なかには、「神社はお願いをするところじゃない!お礼と感謝を伝えに行くところだ!」なんて言う方もいらっしゃいますが、そんなことないですよ。
そういう人は日本神道の考え方を勉強してほしいですね。
日本の神様はどんな願いも優しく受け入れてくれます。神道には仏教のようなお経(唱え言葉)は特にありませんが、神社に参拝したときにこんなふうに唱えることがあります。
「祓え給い、清め給え、神かむながら守り給い、幸さきわえ給え」
(お祓い下さい、お清め下さい、神様のお力により、お守り下さい、幸せにして下さい)
しっかりお願いしていますよね。
日本には言霊信仰ってあるじゃないですか。口に出した言葉に霊が宿るってやつですね。
だからお願いは口に出して具体的にするほうがいいのです。
今度、神社にお参りに行くときから、ぜひ試してみてください。