
岩手県で縁結びパワー日本一の神様がお祀りされている神社を3社、強力な復縁パワーを持つ神様がお祀りされている神社を紹介します。
●岩手県遠野市の卯子酉神社
●岩手県遠野市の遠野郷八幡宮
●岩手県奥州市の日高神社
【復縁神社】
●岩手県盛岡市の盛岡八幡宮
- 価値観が合う人と出会いたい
- ケンカして別れちゃったけど、やっぱりやり直したい
- 今のあいまいな関係を進展させたい
そんな人はぜひ最後まで読んでみてください。
日本一の縁結びの神様、大国主命とはどんな神様?
- 岩手県遠野市の卯子酉神社
- 岩手県遠野市の遠野郷八幡宮
- 岩手県奥州市の日高神社
これら3つの神社にお祀りされている神様に大国主命という神様がいらっしゃいます。
大国主命がお祀りされているからこそ、卯子酉神社・遠野郷八幡宮・日高神社は縁結び神社と言えるのです。
大国主命とはどんな神様なのでしょうか?なぜ日本一の縁結びの神様と言えるのでしょうか?
大国主命は出雲大社の神様です。出雲大社が縁結び神社と言われるのも大国主命がお祀りされているからなんですね。
大国主命は日本神話の中でも重要な神様で古事記・日本書紀にもたくさんのエピソードが語られています。
なぜ彼が日本一の縁結びの神様と言われるのか、その理由について説明します。
大国主命は日本一恋多き神様で、6柱の女神と結婚し、180柱(日本書紀では181柱と言われる)の子供を作ったと言われています。
日本神話界NO.1のモテ男です。
美しい女性がいると聞けば、出雲の地からはるばる新潟のほうまで行って口説いたり。マメ&優しい。モテる男の条件を備えています。
だから女性に助けられることの多かった神様でもあります。
因幡の白兎の神話が有名ですが、これは大国主命が兄神たちと出雲への旅をする物語です。
兄神たちと旅をするといっても、大国主命は兄神たちの荷物持ちで使いっ走りとして連れていかれていたのです。
その道中でワニ(サメともいわれる)に皮をはがされたウサギに出会い、大国主命が治療をしてあげたというのが因幡の白兎の神話。
ただこの旅の目的は、兄神たちが出雲で美人と名高いヤガミヒメにプロポーズしに行くことだったのです。
この兄神たちのことを八十神と言います。
八十神は「俺こそが選ばれるはず!」と思いながら行くわけですが、因幡の白兎はこんな大国主命にこんな予言をします。
「ヤガミヒメはキミを選ぶよ」
白兎の予言通り、ヤガミヒメは求婚にきた八十神ではなく、大国主命と結婚します。
これで怒り狂った八十神は大国主命を殺そうとします。
熱した岩を崖から落として大国主命にぶつけて大やけどをさせ殺したのです。
しかし、大国主命の母神の頼みで天界から遣わされたキサガイヒメ、ウムギヒメという女神に助けら、生き返ります。
そのことを知った八十神はまたも大国主命を殺そうと計画します。
今度は森の中に呼び出して、割れた木の間に挟んで圧死させたのです。
そこに母神が現れ、木を割いて助け出し生き返らせます。
二度助けられたものの、このままではまた八十神に命を狙われると思った大国主命は須佐之男命に助けを求めます。
須佐之男命はヤマタノオロチを退治したことで有名な神様です。
須佐之男命に会いに行ったとき、娘の須瀬理比売命に出会い恋に落ちます。
須佐之男命に助けを求める大国主命ですが、娘を奪われると思ったのか、娘にふさわしい男か試すためだったのか、須佐之男命は大国主命にさまざまな試練を課します。
ムカデと蜂が大量にいる部屋に閉じ込めたり、燃え盛る野原に置き去りにされたり。
しかしそれらの試練を須瀬理比売命の助けによって乗り切ったのです。
このように女性に助けられることの多かった大国主命は「この世のすべての女性を幸せにする!」ことをモットーにしていたのではないかと感じるのです。
だから、女性が大国主命にお願いすれば、優しく聞き入れてくれると思うんですよね。
縁結びのご利益を求めるなら、大国主命にお祈りすることをおすすめします。
卯子酉神社へのアクセス
岩手県遠野市下組町
遠野郷八幡宮へのアクセス
遠野市松崎町白岩23-19
公式サイト
日高神社へのアクセス
奥州市水沢区字日高小路13
強大な復縁パワーを持つ神様・菊理姫命がお祀りされている神社、盛岡八幡宮
盛岡八幡宮は本殿を含めて境内には12の社が鎮座し、神社のテーマパークと呼ばれることもあるほど、多くの神様がいらっしゃる神社です。
本殿にお祀りされているのが、誉田別命・春日大神・白山大神です。
この中で白山大神こそ強力な復縁パワーを持つ神様です。
別名が菊理姫命。
どんな神様なのか説明します。
菊理姫命は日本神話の中で登場するのはごくわずか。本当に一瞬です。日本の島々、そして多くの神様を生んだ伊邪那岐命・伊邪那美命の夫婦ケンカを仲裁する場面のみです。
しかし菊理姫命をお祀りする神社は全国各地にたくさんあります。
日本神話(古事記・日本書紀)に登場する神様で菊理姫命よりたくさんのエピソードが語られる神様はたくさんいます。
しかしそのような神様より菊理姫命をお祀りする神社のほうが多いです。
これって、それだけ重要な役割を果たしたというか、人々に親しまれた神様なのではないかなと思っています。
さて、菊理姫命は日本一の復縁パワーを持つ神様だと紹介しましたが、その理由はこんなエピソードがあるからです。
伊邪那岐命と伊邪那美命は多くの神様を生みましたが、火の神を生んだときにイザナミが大やけどをして死んでしまいます。
そして黄泉の国(あの世)へ旅立ちました。黄泉の国に行くとそこの住人は生者と会うことはできないというルールがあります。
しかしイザナキはどうしても妻に会いたくなって、黄泉の国を訪れます。
そして、ルールを破って妻の姿を見てしまったのです。
しかし、イザナキが見たものは、変わり果てたゾンビのような妻の姿。
彼は恐怖を感じて逃げ出します。
変わり果てた自分の姿を見られたイザナミは恥ずかしさと屈辱のあまり、激怒して夫であるイザナキを殺そうと追いかけます。
あの世(黄泉の国)からこの世に必死に逃げようとしたイザナキですが、ついにイザナミの手下につかまりそうになります。
捕まったら最後、殺されてしまいます。
そのときあらわれたのが菊理姫命です。
菊理姫命はイザナミに耳打ちします。するとそれまで激怒していたイザナミの心が静かに落ち着いたのです。
そしてイザナキは無事にこの世に戻ることができました。
殺そうとするほどの大ゲンカを見事に仲裁したことから、復縁の神様と言われるのです。
イザナキとイザナミに関してはあの世とこの世で別れてしまったので、物理的な復縁とはなりませんでしたが、心では復縁することができたのではないでしょうか。
そんな菊理姫命の復縁パワーを授かりたい人は盛岡八幡宮の本殿で菊理姫命にお願いすることをおすすめします。
盛岡八幡宮へのアクセス
岩手県盛岡市八幡町13-1
公式サイト
【縁結び・復縁】正しいお祈りのやり方とは?
神社にお参りに行ったとき、どの神様にお願いをしているか明確に意識していますか?
「え?どういうこと?」と思われたかもしれません。
日本の神社って多くの場合、たくさんの神様をお祀りしています。日本には八百万の神と言われるほどたくさんの神様がいらっしゃいますから。
そして面白いことに、神様それぞれの得意分野が違います。
学問の神様、商売繁盛の神様、豊作の神様、縁切りの神様、縁結びの神様、などなど。
普通に考えたらわかりますが、学問の神様に「恋人ができますように」なんてお願いしませんよね?
日本の神道の考えでは、神様はあなたのどんな願いも受け入れてくれるのですが、同じお願いをするなら、得意な神様にお願いしたほうがいいじゃないですか。
だから、例えば縁結び(良縁が訪れますように)のお願いをするならこうです。
「オオクニヌシ様、○○県△△市□□町~の(名前)です。イケメンで優しくてお金持ちのセレブと出会えますように!」
みたいな感じです。
ポイントは神様の名前を唱えること(心の中で)。そして自分の住所・指名を名乗ること。
そしてお願いの内容です。
お願いの内容は具体的であればあるほどいいですね。
なかには、「神社はお願いをするところじゃない!お礼と感謝を伝えに行くところだ!」なんて言う方もいらっしゃいますが、そんなことないですよ。
そういう人は日本神道の考え方を勉強してほしいですね。
日本の神様はどんな願いも優しく受け入れてくれます。神道には仏教のようなお経(唱え言葉)は特にありませんが、神社に参拝したときにこんなふうに唱えることがあります。
「祓え給い、清め給え、神かむながら守り給い、幸さきわえ給え」
(お祓い下さい、お清め下さい、神様のお力により、お守り下さい、幸せにして下さい)
しっかりお願いしていますよね。
日本には言霊信仰ってあるじゃないですか。口に出した言葉に霊が宿るってやつですね。
だからお願いは口に出して具体的にするほうがいいのです。
今度、神社にお参りに行くときから、ぜひ試してみてください。