恋愛関係、人間関係の悪縁を断ち切りたいけど、自分の力ではどうにもならず、ウツになりそう・・・

そんなときは、神様にお願いしてみるのもひとつの方法です。

縁切り神社に足を運ぶことで、ひとりで悶々としていたときに比べて、心が強くなり、スッキリすることに気づくはずです。

この記事では、岡山県岡山市にある最上稲荷さいじょういなり縁の末社えんのまっしゃ」という縁切り社を紹介します。

縁切りをお願いするときの心構えについて

あなたが切りたい縁はどんな縁ですか?

縁切りのご利益を求めるとき、縁切りで切れる縁は4つに分けることができます。

  • ①異性との縁を切る・・・(例)彼氏と別れたい
  • ②人間関係の縁を切る・・・(例)同性の友人と縁を切りたい
  • ③悪習の縁を切る・・・(例)酒、ギャンブルなどの悪癖をやめたい
  • ④第三者が他人の縁を切る・・・(例)不倫相手を奥さんと離婚させたい

④については、もはや呪いの世界ですが・・・

一般的に縁切りのご利益があると言われる神様は、過去に凄まじい精神的・肉体的苦痛を経験していたりします。

よって、縁切りのお願いに行くときは、慎重に丁寧にお参りしたいですね。

岡山の縁切り神社として必ず紹介される最上稲荷「縁の末社」とは

岡山市にある最上稲荷さいじょういなりは、「稲荷」という名前からしてお稲荷様をお祀りする神社と思ってしまいますが、実は「お寺」なのです。

神社=日本古来の八百万の神々をお祀りする
寺=インド発祥の仏教を信仰し、仏様を崇拝する

わたしは海外から入ってきたお寺(仏教)より、日本古来の神々をお祀りする神社のほうが好きです。

ただ、この最上稲荷はお寺なのに鳥居があったり、注連縄しめなわがあったりという神社形式の本殿になっている変わった存在なのです。

それに関しては記事の最後でお伝えしますので、興味のある人は読んでみてください。

さて、この最上稲荷は岡山で初詣の参拝客が最も多い有名な神社(寺)です。

その境内に「縁の末社えんのまっしゃ」という末社があります。

末社=本社に付属する小さい神社のこと

ここが、岡山の有名な縁切りスポットなのです。

末社なので小さいのですが、左右に拝殿があります。

向かって左側が縁切りの神様(最正位離別天王さいしょういりべつてんおう)がお祀りされていて、右側に縁結びの神様(最正位縁引天王さいしょういえんびきてんおう)がお祀りされています。

ここでは「縁切り」と「縁結び」の両方をお願いすることができるのです。

良い縁を結ぶには、悪縁を切っておく必要がある」という考え方で、縁結びのお願いをするときも、先に縁切りの祈願をしてから縁結びの祈願をするようです。

最上稲荷「縁の末社」での縁切り祈願の作法

縁の末社での祈願の作法はちょっとヤヤコシイので、写真で解説します。

こういうパンフレットがあるので、これに従ってやれば難しいことではないのですが、本音は「けっこうメンドクサイことやらせるのね」というところ。

縁切り祈願の作法

①お金を入れて縁切り札をいただきます。

②縁切り札に祈願・氏名・数え歳を記入します。

(祈願例)

  • 悪縁が退散しますように
  • 悪い習慣が断たれますように
  • 病気や老化との縁が切れますように

最正位離別天王さいしょういりべつてんおうにお参りします。

(わたしが行ったときにお参りしていた女性は二礼二拍手一礼してましたが、いやそもそもここ寺だし、法華経ほけきょうだし「なむみょうほうれんげきょう」じゃないの?と心の中で突っ込んでおきました)

お線香をたいてもいいですね。

④霊石 縁切り撫で石えんきりなでいしにお参りします。

縁切り札を両手で持って、縁切り撫で石の正面に立ち、悪縁退散を念じながら、縁切り撫で石の周りを時計回りで一周します。

このとき、下に置かれた飛び石を全部踏むことがポイントみたいです。

一周したら、縁切り札を二つに割って、右手で撫で石に願いを撫でつけます。

撫で石の上のお金はお賽銭なのでしょうか?

石の上にお賽銭を置くことは説明されていないのですが・・・

一応、賽銭しておくことにします。

⑤二つに割った縁切り札をどちらも袋に入れて、奉納所へ納めます。

⑥今度は縁結びの神様、最正位縁引天王さいしょういえんびきてんおうにお参りします。ここでも線香をたいておきます。

離別天王→縁引天王の順でお参りするのを「両参り」と言うそうです。

⑦白潜り鳥居を潜って帰ります。

白じゃないけどね。かなり低い鳥居なので頭をかがめて。

これで縁切り祈願終了です。

縁切り札を書くところから、鳥居をくぐるまで約8分かかりました。

面倒ですが、祈願している感じは普通に参拝するより大きくなりますね。

動画でも解説しています。

縁結び祈願の作法は、このパンフレットをご覧ください。

毎月7日に体験できる良縁参り

毎月7日には、お坊さんが、「縁の末社」の正式参拝の方法を伝授してくれるという縁体験ができるようです(ただし1月はやってないみたいです)。

●時間:11:00~11:30
●場所:縁の末社前(集合は10:45まで)
●奉納料:900円以上
(縁結び絵馬奉納料600円、縁切り札奉納料300円以上)
●特典:茶菓の接待あり、「縁御守」特別授与
●問い合わせ:祈祷受付

お礼参りはどうする?

縁切り、縁結びの願いが叶った人はお礼参りをして、お礼のお手紙を書いて貼っているようです。

結構な数ありますね。

悪縁に悩んでいる人は、縁の末社に足を運んでここに書いたお参りをすることで、ウツウツとした気分を解消できるかもしれませんよ!

最上稲荷のトリビア

ここからは興味のある方だけ読んでください。時間があれば読んでいただけると嬉しいです。

ここまで書いておいてアレですが、なんで最上稲荷に縁切りのご利益があるの?っていうところを考えていこうと思ってます。

でも、その前に、最上稲荷の成り立ちを簡単に。

最初のほうで書いたように、ここはもともと神社ではなく「お寺」です。

今をさかのぼること1200年。報恩大師ほうおんたいしというお坊さんがいました。その報恩大師に天皇から命令が下ります。

孝謙天皇の病気が治るようにお祈りせよと。

報恩大師は龍王山中腹の八畳岩というところで祈願を行いました。すると、そのとき白狐に乗った最上位経王大菩薩さいじょういきょうおうだいぼさつが八畳岩に降臨したとか。

その菩薩に拝み続けていると、天皇の病気が治ったのです。喜んだ天皇の命令で建立されたのが「龍王山神宮寺りゅうおうざんじんぐうじ」。

これが最上稲荷のはじまりです。

日本ではもともと神道(八百万やおよろずの神を崇拝する)が主流でしたが、飛鳥時代に日本に大陸から伝わった仏教が日本各地に勢力を広めていきます。

でも、日本人っていろんな神様を崇拝してきたから、仏教が伝来しても、一般庶民としては「あ、また新しい神様増えた?」くらいの感覚だったのではないかと思うのです。

キリスト教やイスラム教では考えられない話ですけどね。

仏教が広まるにつれて、全国各地にお寺が建っていくのですが、「神社で一緒に仏様をお祀りしてもいいんじゃね?」と思う人が多かったのでしょう。

神社の中にお寺(神宮寺)が建てられ、お経が読まれるようになったのです。

こうして神道と仏教は融合し、神仏習合という状態になっていきます。

日本人は心が広いというべきなのか、節操がないというべきなのか・・・神様っぽいやつなら何でもオーケー!な状態です。

しかし、明治政府はこの神仏習合の状態を否定します。江戸時代から「国学」が盛んになって、海外から入ってきた仏教なんて神道より下だろ?という風潮が高まって来たんですね。

神道と仏教、ちゃんと分けようよ!ってことで神社と寺をきっちり分けるようになります。

それを運よくというのか、逃れたのが最上稲荷なのです。

なので、寺なのに「稲荷」っていう神社みたいな名前になっていて、巨大な鳥居もあるし、注連縄しめなわもあるというわけです。

でも、最上稲荷ってホントに縁切りのご利益あるの?

さて、ここからが本題です。

最上稲荷が寺であり神社であることはわかりました。

そんな歴史をもった最上稲荷ですが、なぜ岡山の縁切りスポットして有名になったのでしょうか?

実は、いくら調べてもこのあたりの事情がよくわからないのです。

最上稲荷にお祀りされているのは、寺なので当然お釈迦さまです。

お釈迦さまは本尊にお祀りされていて、祈祷本尊(実際にお参りするとこ)には次の三神がお祀りされています。

最上位経王大菩薩さいじょういきょうおうだいぼさつ・・・五穀豊穣、商売繁盛、開運など

八大龍王尊・・・古来より水を司る神さまとされ、干ばつの雨乞いや水難退散のご利益

三面大黒尊天・・・魔障をはらい人々に幸福を授ける神さま

このうち、最上位経王大菩薩さいじょういきょうおうだいぼさつが稲荷大明神とも言われ、稲荷神と同一視されているようです。

この三神には、縁切り、縁結びのご利益がありそうには思えません。

お稲荷様に縁切りのご利益があるなんて聞いたことない

そもそも、お稲荷様は穀物を司る神様であり、色事にはまったく無関係。

全国3万以上ある稲荷神社でも稲荷神に「縁切り」「縁結び」のご利益があるなど聞いたことがありません。

次に、最上稲荷「縁の末社」にお祀りされているという神様、最正位離別天王さいしょういりべつてんおう最正位縁引天王さいしょういえんびきてんおうについて考えてみます。

これらはどんな神様なのか?

それは、こちらの七十七末社の由緒書きにヒントがありました。

御本尊の最上位経王大菩薩(最上さま)にお仕えし、それぞれが厄除けや縁結びなどの役割を担って衆生救済の手助けをする七十七の神さまです。

とあります。

この七十七の神さまはそれぞれ個性があって、得意分野が違い、最正位離別天王は縁切りが得意、最正位縁引天王は縁結びが得意ということなのでしょう。

なんとなく分かるのですが、七十七の神さまって言われても、日本神話に登場する神様のようなエピソードが何もない(調べても全然わからない)ので、縁切り、縁結びのご利益がありますよ~って言われても、納得できないんですよね。

わたしは腹黒いので、参拝客を増やすためのマーケティングじゃね?みたいに思ってみたり。

いや、すみません。。。

これら七十七末社の神さまたちは、きっと仏のさとりを開こうと厳しい修行をしたお坊さんだったはず。

その修行の中で縁切り、縁結びという色事のご利益を叶える悟りを開いたお坊さんがいたのだ!(ディスってるわけじゃないですよ)

でもな~、仏教って悟りを開くためには煩悩を捨てなければならないっていうイメージがあるので、「なんで色事の神さまなの?」って強烈な違和感を消すことができないんですよね。

しかし、実際のところ、たくさんの人が縁の末社にお参りして、その中で少なくない人がお礼参りに来られているという事実があります。

最初はどんな経緯でスタートしたのかわかりませんが、今では縁の末社にはたくさんの人の想念が渦巻いていることでしょう。

これらの想念こそが、同じ悩みを持ってこの地にやって来る人の手助けをしているのかもしれませんね。

本気で縁切り祈願をしたい人におすすめの神社

最後に本気で縁切り祈願をしたい人におすすめの神社を紹介します。

残念ながら岡山ではないのですが、わりと近くに白峰宮しらみねぐう(香川県坂出市)という神社があります。

この神社の祭神は崇徳天皇すとくてんのうといいます。

日本三大怨霊と言われることもありますが、戦で妻と離れ離れになるしかなかった彼は、自分と同じような悲しい思いをする人が出ないようにと、幸せを妨げる悪縁を切って、良縁を結んでくれる神様として崇拝されています。

白峰宮は、亡くなった崇徳天皇の遺体が腐敗するのを防ぐために浸していた清水があります。

遺体を浸している間、毎夜光が発していたとか。

この聖なる水には巨大な縁切り効果があるんじゃないかなーと思ってしまいます。

また、崇徳天皇がお祀りされている神社で最も有名なのが京都の安井金毘羅宮です。神社激戦区の京都で抜群の人気を誇る神社です。

それだけ縁切りしたい(縁切りさせたい)という願いを持つ人が多いということですね。

全国から縁切りを願う人が目指す安井金毘羅宮。

本気で本気で縁切り祈願をするなら行く価値ありです。

仏様と違って、日本古来の神様って、神話の中にエピソードがあるので、「うん、この神様なら、このご利益あるよね」と納得できるのです。

縁切り成功のアドバイス

✅ダメ彼氏と別れたい!
✅別れた彼のことが忘れられず、新しい恋ができない・・・
✅絶対に結ばれない相手に恋をして苦しい・・・
✅不倫をやめたいので相手と縁を切りたい !

うまく縁切りできるように頑張っているけど、本当にちゃんと縁切りできるのだろうか・・・なんて不安になることありませんか?

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